国内鶏卵最大手イセ食品が会社更生法を申し立てられましたね。

国内鶏卵最大手イセ食品が会社更生法を申し立てられましたね。

イセ食品と言えば、東京駅はエス口のヤンマービルに本社を構えた、鶏卵業界の断トツのガリバーであり、そこが破綻するとは驚きました。

M&Aを数多く行っており財務状況が悪化していたとのこと。たしかに、M&Aを数多く行っており、それも養鶏場ですよね。国内の養鶏場の寡占化を狙ったのではないかと思いますが。財務状況が悪化した地ということは、割高な価格でM&Aでの買収を繰り返していたということかと思います。また養鶏場ですから、ガバナンスもしっかりできておらず、表明保証違反てんこ盛りだったのでしょう。確かに、M&A買収において、ちょっと要求すればすぐに買収価格を吊り上げることができ、その高い価格ですぐ買ってくれる、という話も聞いたことがあります。M&Aで高い価格で買収して、財務状態が悪化しても、M&A仲介会社や銀行は責任は取ってくれません。しっかりしたアドバイザーや専門家、双方代理の仲介業者ではなくアドバイザーなり専門家の助言を得て進めることが必要なのでしょう。

ウクライナ進行でパラダイムの逆転が生じていますので、このようなM&Aで経営破綻する会社が、今後も、次々と出てくるのだろうと思われます。

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