M&A弁護士の役割
M&Aにおける当法律事務所のM&Aの弁護士の役割としては、以下のようなものがあります。
すなわち、M&Aの川上から川下まで全てのプロセスにおいて当法律事務所のM&Aの弁護士が主導します。
1 M&Aの手続き(クロージング手続き)の遂行サポート
2 M&Aの契約書(最終契約書(株式譲渡契約書や事業譲渡契約書))の作成及び締結サポート
3 M&Aの価格・条件の交渉
4 M&Aのデューデリジェンス(DD)(財務会計税務法務)及びそのサポート
5 M&Aの基本合意書又は意向表明書の作成及び締結サポート
6 M&Aの企業価値評価
7 M&A当事者のトップ面談のアレンジ
8 M&Aの買主候補企業や買収対象会社の紹介・仲介
9 M&Aの買主候補企業や買収対象会社へのアプローチ
当法律事務所のM&Aの弁護士はこの一連のM&Aのプロセス全てに対応しますが、通常の弁護士は、M&Aにおいては、契約書の作成と法務デューデリジェンス(DD)のみです。
当法律事務所のM&Aの弁護士においては、これまでに300件以上のM&A案件を取り扱う過程において、M&Aのあらゆるプロセスに関与し、実務に晒されてきたため、通常の弁護士が関与できないようなM&Aのプロセスを主導することができるのです。
また、当法律事務所の弁護士は、五大法律事務所(長島大野常松法律事務所)出身で10年来M&A業務を中心に行っており、M&AアドバイザリーファームであるKPMG FASや投資ファンドでも実務を行っており、慶応ビジネススクールやペンシルバニア大学ウォートン校にてM&Aや交渉理論を修得してきている唯一のMBAを保有する弁護士ですので、M&Aのプロセスすべてに対応できてしまうということもあります。
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新しいM&A弁護士とは?
そう考えると、M&Aの弁護士の新しい役割が顕在化してきます。
M&Aのプロセスにおいて、売主がM&A仲介会社に騙されそうになっている場合、M&A仲介会社に代わり、適切な買主候補企業を紹介・仲介いたします。
M&Aのプロセスにおいて、買主候補企業が適切ではないと考えた場合、売主に対して、積極的に、適切な新しい買主候補企業を紹介・仲介いたします。
M&Aのプロセスにおいて、売主が売却対象会社を売却すべきでないタイミングであるにも係わらず、売却させられそうになっていたら、そのM&A案件を中止させます(ディール・ブレークさせます)。そして、売主に対して、積極的に、適切な新しい買主候補企業を紹介・仲介いたします。
M&Aのプロセスにおいて、売主がM&Aを中止したことにより、基本合意書違反や最終契約書違反を問われそうになっていたら法的知識を駆使して中止させます。
M&Aのプロセスにおいて、売主が、買主から、表明保証違反による損害賠償を請求されそうになっていたら、法的知識を駆使して中止させます。
M&Aのプロセスにおいて、売主が安いM&A価格で会社売却をさせられそうになっていたら、会社の企業価値評価をするとともに、適切なM&A価格となるよう交渉し、それができないようであれば、そのM&A 案件を中止させ(ディール・ブレークさせます)るか、売主に対して、積極的に、適切な新しい買主候補企業を紹介・仲介いたします。
M&Aの弁護士がM&Aのあらゆるプロセスを主導することができることから、また、訴訟紛争や交渉に強いという弁護士の特性から、さらに、高度な倫理観を有する弁護士資格保有者であるという見地から、M&Aの弁護士がM&Aのプロセスに貢献できることは、これ以外にも多く存在していると考えています。