M&Aの成功は相手方の選定次第!

M&Aの成功は相手方の選定次第!

M&A会社売却を成功に導くためには、買主候補企業の選定も重要です。

すなわち、M&A会社売却において、満足な価格で譲渡するためには、対象会社を買主候補企業から見て魅力的な会社にすることが重要ではありますが、どのような会社が魅力的な会社かというのは、買主候補企業によって異なるからです。

不動産会社にとっては、貿易事業は幾ら高収益でも魅力的ではないでしょうし、貿易会社からすると産業廃棄物業者は幾ら高収益でも魅力的ではないでしょう。

では、どのような買主候補企業を選定すべきでしょうか。

1 シナジー効果のある事業を有する買主候補企業

シナジー効果とは、「ある要素が他の要素と合わさる事によって単体で得られる以上の結果を上げること」を言います。シナジー効果が発生すると対象会社も買主候補企業もその分企業価値が向上しますので、買主候補企業にとって対象会社はその分魅力的な会社になり、その分、M&A会社売却価格も向上することができるのです。

取扱商品、流通、販売先、仕入先、ノウハウなどの経営資源を共有することで、大きなシナジー効果を見込めるような買主候補企業というものは存在するものです。一見、シナジー効果が無いように思われる会社であっても、対象会社の販売先に自社製品を販売できそうだとか、自社の顧客に対象会社の商品を売れそうだとか、自社の拠点に対象会社の店舗を設置することで自社の顧客の満足度が向上するとか、考えてみればいろいろあるものです。

ここがM&A会社売却において、もっとも創造的なところかもしれません。

買主候補企業として同業者を挙げることが多いですが、同業者と対象会社は業務上は競合していますので、同業者だとM&A手続きの過程で営業秘密が流出するとか、対象会社の弱点を知られてしまい、M&Aが成立しなかった場合、その後の競争に不利に働きます。

買主候補企業として、シナジー効果が発生するのは必ずしも同業者のみではありません。自社の経営資源を冷静に分析し、適切な買主候補企業を見つけることが重要です。

2 新規参入しようとしている異業種企業

近時、リスク分散のため、また多様な収益の追及のため、事業の多角化に意欲的な企業が増えています。事業の多角化をしようとしている会社は、新規事業に関するノウハウや組織などもありませんので、そのような異業種の企業は、同業者や類似業者よりもM&A会社売却価格が高くてもM&Aが成立することがあります。

東京に拠点のない会社が東京の会社をM&Aする場合や、東京の会社が拠点のない地方の会社をM&Aする場合なども同様の現象が生じます。

3 しかし、やはり安心して信頼できる買主候補企業が最も好ましい

しかし、やはり安心して信頼できる買主候補企業が最も好ましいと言えます。

すなわち、売主は、買主候補企業のデューデリジェンス(DD)を受け入れ、買主候補企業とM&A契約交渉を行い、非常に長時間やり取りをすることになりますし、M&A会社売却の後は、M&A契約の表明保証などにより買主に対して損害賠償責任を負うこととなりますし、各種の遵守事項に基づく約束を履行しなければなりません。信頼できる買主候補企業でない場合は、M&A会社売却の後、安易に、表明保証責任を追及してくるかもしれませんし、対象会社の従業員を不必要に冷遇する可能性もあります。

最も難しいことかもしれませんが、やはり安心して信頼できる買主と取引を行いたいものです。

 

M&A総合法律事務所では、オーナー経営者様にとって最も適切な買主候補企業の探索・発見・アプローチをご協力させていただいております。

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