ANAが政府の救済を受けるとのことですが、スカイマークは救済していいものでしょうか。ここで、ヴァージンの事例を考える必要があります。オーストラリア第2の航空会社でしたが、株主が外国株主や富豪投資家がメインであり、国民の血税を使って、特定の外国株主や富豪投資家を救済することが問題視されたとの報道もあります。確かにその通りです。確かに、米英豪の3カ国で、億万長者が政府に事業救済を求めていることには当惑を感じる、とのこと、その素朴な印象は正しいでしょうね。そう考えると、日本においても、日本航空や全日空は救済すべきだと思いますが、スカイマークは救済してはいけないと思いますね。スカイマークは投資ファンドが株主であり、その背後にいるのは富豪投資家です。国民の血税を使って、そういう特定の者を救済することには大反対ですね。血税がハゲタカ投資家保護に使われることだけは避けてほしいです。そもそも航空会社の数が多いので多少は減らした方が良い。先月来、航空会社を救済する必要はあると思っていましたが、だからと言ってスカイマークも救済されるのであればと考えると釈然としない感じがしていましたが、理由はこういうことだと思います。