国民生活センターがマッチングアプリ詐欺・SNS詐欺について注意喚起!弁護士が解説!

新型コロナ禍の日本で投資に関する詐欺が急増しています。国民生活センターからも2021年2月18日付で注意喚起されている状況です。

投資などの儲け話への勧誘から詐欺に引きずり込むマッチングアプリ詐欺・SNS詐欺の内容や注意喚起に至る経緯、対策について弁護士が解説します。

マッチングアプリ詐欺・SNS詐欺とは?

マッチングアプリ詐欺・SNS詐欺とは、マッチングアプリやSNSを使って、外国人の美女が日本人男性投資家を投資詐欺に引きずり込む投資詐欺のことです。

マッチングアプリ詐欺・SNS詐欺は新型コロナ流行下で被害が急増し、警察や弁護士、国民生活センターへの相談が相次いでいました。結果、被害が多く深刻であることを鑑み、国民生活センターが注意喚起を行うに至ったわけです。

マッチングアプリ詐欺・SNS詐欺の内容と特徴

マッチングアプリ詐欺・SNS詐欺の内容と特徴について詳しく説明します。

マッチングアプリ詐欺・SNS詐欺の内容

マッチングアプリ詐欺・SNS詐欺は、マッチングアプリやSNSから詐欺に誘う手口です。

マッチングアプリやSNSに登録した人が異性などとコンタクトを取ります。すると、その異性などからマッチングアプリやSNSなどを通して投資に誘われるのです。

投資のためには投資用口座が必要ですから、言われるままにまずは投資用口座を開設します。また、投資で勝つために必要だとソフトやアプリをSNS・マッチングアプリを通して教えてもらい、購入します。準備ができたら、投資をするために投資用口座に入金を指示されて実際に投資をスタートするわけです。

投資で利益を出し、あるいは負け続けているのでやめようと思い、利益分や残金を集金しようとしますが、口座開設先の金融機関はあれこれ理由をつけて出金に応じてくれません。

最終的に出金を諦めたり、口座開設先の金融機関と連絡が取れなくなったりして、お金をだまし取られるという流れになります。

マッチングアプリ詐欺・SNS詐欺の特徴

マッチングアプリ詐欺・SNS詐欺の特徴は次の通りです。

・マッチングアプリやSNSを使って行われる詐欺である

・海外通貨や仮想通貨などの投資話へ誘導する詐欺である

・海外金融機関や海外取引サイトなど海外が関係する

・口座開設や送金の指示を出されて送金や口座開設を行う

・口座開設後に投資用のお金を振り込んだが残金や利益を出金できない

→出金できたが少額というケースもある

・投資に理解と積極性がありネットを使いこなす若い世代(30~40代)の被害者が多い

・異性から誘導されて男性が被害にあうケースが多い

詐欺に誘導するのはアジア人女性など海外の女性が多いという情報もあります。

マッチングアプリやSNSなどで海外の異性と出会いコンタクトを取った、あるいは相手から言葉巧みに投資に誘導された男性が被害にあうわけです。

中には異性による勧誘だけでなく、フォロー関係や友達登録などを通して知り合った人から投資に誘われたケースや、投資の専門家を名乗る人からの「絶対儲かるから」などと勧誘されたケースもあります。

国民生活センターが注意喚起に至った事情

マッチングアプリ詐欺・SNS詐欺について国民生活センターが注意喚起を行った理由はふたつあります。

ひとつは「被害が急増していること」で、ふたつ目は「新型コロナの流行」です。

当初はマッチングアプリによって詐欺にあうケースがよく報告されていましたが、現在はマッチングアプリからSNSへ移行しつつあり、SNSでの詐欺被害が急増している状況です。

30~40代の男性から弁護士や国民生活センターによく相談があり、既出金は平均193万円となっています。被害や相談が増えていることから、注意喚起が行われました。

新型コロナの流行により外出せずに異性に出会えるマッチングアプリやSNSを利用する人が少なくありません。外出自粛によりネットに時間を割く人や投資をはじめる人も少なくないことも被害急増の一因になっていると考えられます。

新型コロナの流行も理由のひとつです。

マッチングアプリ詐欺・SNS詐欺の具体例

マッチングアプリ詐欺・SNS詐欺の具体例をふたつ説明します。

マッチングアプリ詐欺・SNS詐欺にはこの他にも多数の例がありますので、特徴に似ている、あるいは当てはまっている場合は慎重な行動が必要です。

具体例①SNSで出会った異性から投資に誘導されたケース

詐欺被害者であるA(30代男性)はSNSでアジア系の異性に出会いました。

彼女とはお互いの身の上話や恋愛観などをいろいろ話しました。彼女は親身になって話を聞いてくれることから、Aはやがて交際や結婚を意識するようになります。

SNSでやり取りするようになり1カ月が経った頃、彼女が投資話を持ちかけてきました。

特に投資に興味はありませんでしたが、彼女は交際や結婚などを仄めかして誘うことから「やってみようか」と思い海外の取引会社に口座を開設しました。その後、彼女から送金を指示され、まずは50万円振り込みます。

彼女の指示で投資していると、50万円が200万円に増えました。

彼女から「もっと元手を増やしましょう」と誘われましたが、投資に多額の資金をつぎ込むことに乗り気ではなかったため断りました。しかし今度は彼女が「私が100万円出してあげるから」と言うので、渋々投資を継続することに。

彼女からは頻繁に「元手を増やそう」「送金して」という連絡があります。しかし、Aは送金を拒み続けました。違和感があったのです。

送金を拒み続けるといきなり投資に失敗し、利益も含め残金はゼロになりました。彼女は「私が出したお金を返せ」「訴えてやる」などと態度を豹変させて送金を迫りましたが、男性は拒みました。やがて彼女とは連絡が取れなくなりました。

具体例②投資をはじめた男性が海外事業者で詐欺にあったケース

仮想通貨への投資に興味を持っていたB(40代男性)はSNSを通じてアジア系の女性と知り合いました。彼女、そして彼女の家族や投資が好きで以前から仮想通貨で利益を得ているという話です。

もともと投資に興味のあった男性は女性の話を聞くうちに「自分もぜひやろう」と考えました。彼女の指示で口座を開設し、投資の元手を入金します。

彼女の指示で投資をしていると、上手く利益を出せました。彼女が「追加で投資してみたらどうか」と言うので利益が出ていたこともあり、追加で出資しました。やがて利益がある程度たまったので出金しようとしましたが、出金に応じてもらえません。

何度も出金の交渉をしましたがはぐらかされるだけで結局出金できず、口座開設先の海外の会社や彼女とは連絡が取れなくなってしまいました。

マッチングアプリ詐欺・SNS詐欺への対策

マッチングアプリ詐欺・SNS詐欺にあわないようにするためにはどうしたらいいのでしょう。また、実際にあってしまったら、どのように対処したらいいのでしょうか。

マッチングアプリ詐欺・SNS詐欺への対策と対処を説明します。

SNSやマッチングアプリからの誘導や「儲かる」は信用しない

SNSやマッチングアプリで投資やお金の話が出たら警戒すべきです。異性から投資への勧誘や誘導があったら冷静になってよく考えてみてください。

マッチングアプリ詐欺・SNS詐欺では異性を通じて海外取引会社への口座開設や送金の誘導があります。このような話が出た場合も基本的に「詐欺だ」と考えて、送金や口座開設などは行わないのが無難です。

マッチングアプリやSNSでお金や儲け話、投資話、「儲かる」などの利益を確約するような話が出たら基本的に詐欺です。それ以上話に乗らないよう注意してください。

この時点で落ち着いて対処できれば被害にあわずに済む可能性があります。マッチングアプリやSNSで結婚や恋愛、好意、交際などを思わせぶりな態度を取られた場合も要注意です。

金融庁に届出していないサイトや会社には絶対に送金しない

投資の会社が海外の会社でも日本人に投資の勧誘をするためには金融庁への登録が必要です。

金融庁のサイトでその会社・業者が登録しているか確認できますので、送金を迫られた場合はまず登録状況の確認を行ってください。

違和感を覚えたら国民生活センターや弁護士に相談する

SNSやマッチングアプリでやり取りしている相手の態度や話に違和感を覚えたら、まずは弁護士や国民生活センターなどに相談してください。

弁護士や国民生活センターには多数の詐欺案件の情報が集まります。詐欺かどうか。実際に被害にあった場合はどのように対処すればいいのか等のケースに合わせたアドバイスを受けられます。

また、これ以上被害に合わないための対処や、詐欺をしていると思わしき相手にどのように対処すればいいか等もアドバイスを受けられるのです。

振込詐欺救済法による口座凍結も対応可能

ところで、投資詐欺には、オレオレ詐欺などに適用される振込詐欺救済法を使用することができます。つまり、詐欺により資金を振り込んでしまった日本国内の銀行口座と凍結することができるのです。

銀行口座凍結により、詐欺集団は口座から現金の引き出しなどができなくなるため、大きな圧力をかけることができます。その結果、資金を返金するよう詐欺集団とうまく交渉することも可能になります。

振込詐欺救済法に関する簡単な解説動画を作成しましたので、こちらも参考にしてみてください。

弁護士に依頼することで、投資詐欺師の銀行口座を凍結することができる可能性が高くなります。投資詐欺に遭ったのはかなり前だから、投資詐欺師はその銀行口座から投資資金を引き抜いてしまっているから、「投資詐欺師の銀行口座を凍結しても無駄だよ!」と思うかもしれません。もちろんそういう可能性も相応にあると思いますが、投資詐欺師は多数の投資家を勧誘し、その銀行口座に投資資金を振り込ませていることもあると思われます。その場合、多額の投資資金が銀行口座に滞留している可能性があります。お金に色はありません。その投資資金を凍結してしまえばよいのです。当事務所が投資詐欺師の銀行口座を凍結した事例では、投資資金の6倍もの資金が投資詐欺師の銀行口座に滞留していましたこともあります。そのような場合、投資詐欺に対して、投資資金の返還を求めるだけではなく、慰謝料も請求することとなるでしょうし、請求するべきです。

※ なお、近時の傾向として、投資詐欺師も警戒しているようであり、速やかに銀行口座凍結を行わないと残高があまり残っていない傾向があるように思われますので、躊躇せず、速攻で銀行口座凍結を行うべきかと思われます。

※ 上記動画は撮影日現在の状況を解説したものであり、現状の状況は随時変動しており、現状の状況とはやや異なる可能性もあり、現状については弁護に相談の際に弁護士に直接お尋ねください。

投資詐欺師「逆探知アプリ」を使用する!

また、当事務所では、投資詐欺師の特性に鑑み、投資詐欺師「逆探知アプリ」を開発しました。これによりLINEの向こうに居る投資詐欺師の本体の個人情報にかなり迫ることができ、画期的なアプリであると自負しております。詳細はWebに掲載したり不特定多数の皆様に情報提供すると、投資詐欺師にも知られてしまう可能性がありますので、有料相談の皆様限定でご提供させて頂く予定です。

最後に

マッチングアプリ詐欺・SNS詐欺の被害が急増しています。

マッチングアプリやSNSを使った恋愛感情や結婚、儲け話、異性からの誘導には注意する必要があります。怪しいと感じたらまずは相談してください。

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