【ANA利用者必見!】三井住友カードから出ている「ANA VISA ワイドゴールドカード」の詳細や特典からANAマイルのお得な使い方まで徹底解説!

旅行や出張が多い方は飛行機を利用する機会も多いことでしょう。そんな方にぜひおすすめしたいクレジットカードが三井住友カードから発行されているANA利用に特化した「ANA VISAワイドゴールドカード」です。ANAは国内線や日本発着の国際線を多く運航する航空会社のため、毎月何度も利用するという方もいることでしょう。ANA VISAワイドゴールドカードを利用することでANAの利用時に非常に多くの優遇を受けられるようになります。そこで今回はANA VISAワイドゴールドカードの詳細、カード利用によって獲得できるVポイントとANAマイルの違いやANAマイルへの交換方法、さらにANAマイルの獲得数については具体例と一緒に詳しく解説します!

ANA VISA ワイドゴールドカードの詳細

ANA公式サイトより

ANA VISA ワイドゴールドカードは、三井住友カードがANA利用に特化したカードとして提供しているクレジットカードです。三井住友カードが出しているANAカードは大きく分けると、「ANA VISAプラチナプレミアムカード」、「一般カード」、「ワイドカード」、「ワイドゴールドカード」、「学生カード」の5種類があります。ここでは「ANA VISA ワイドゴールドカード」の基本情報についてそれぞれ詳しくご紹介します。

基本情報:年会費

ANA VISAワイドゴールドカードはゴールドカードのため年会費が1万5,400円(税込み)となっています。また、家族カード会員の場合、年会費は4,400円(税込み)で作成可能となっています。

年会費のみを考えると安くはありませんが、獲得ポイントやANAマイル、カードの特典を有効活用することで、年会費以上のリターンを受けることは十分に可能です。

また、ANA VISAワイドゴールドカードでは「マイ・ペイすリボ」という年会費割引特典があります。このマイ・ペイすリボへの申し込み、リボ払い手数料を支払った方限定で翌年の年会費が割引となり、1万1,550円(税込み)となります。リボ払いは計画的に利用しなければ支払金額が膨大となってしまう恐れがあります。利用を検討している場合にはリボ払いの注意点をしっかりと抑えておくことが必要です。

基本情報:還元率

ANA VISAワイドゴールドカードでは、通常200円(税込み)の利用につきVポイントと呼ばれるポイントが1ポイント付与されます。Vポイントとは三井住友系のカード利用で付与される1ポイント1円相当のポイントであり、街中のコンビニやインターネットショップ、そのほか提携先の店舗で利用可能となっています。

VポイントはANA VISAワイドゴールドカードで獲得できるポイントですが、これはANAマイレージとは異なるポイントです。ANAマイルとVポイントの関係については後ほどご紹介します。

基本情報:継続ボーナスマイル

ANA VISAワイドゴールドカードの利用を継続すると、1年ごとに継続ボーナスマイルとして2,000マイルを獲得可能です。

基本情報:フライトボーナス

ANA VISAワイドゴールドカードをご利用の方は航空券のお支払方法に指定はなく(ANA VISAワイドゴールドカードで決済していない場合でも)、ANA便を利用した際にフライトボーナスとして通常の付与マイルよりも25%分多く獲得可能となっています。ボーナスマイル数は「区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%」となっています。フライト時の獲得マイルは、「区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率」で計算されるため、一概にこの区間であれば○○マイルということは出来ません。国内線、国際線でそれぞれ区間基本マイルと運賃別の獲得マイレージ数の例を以下の表に示します。参考にしてみてください。

表 東京~大阪・福岡・沖縄間における予約別の獲得マイレージ数

搭乗区間 区間基本マイレージ 座席 運賃の種類 フライトマイル(積載率) ボーナスマイル(25%) 合計獲得マイル
東京~大阪 280 プレミアム プレミアム運賃、プレミアムビジネスきっぷ 420(150%) 105 525
ANAバリュープレミアム3 350(125%) 87 437
プレミアム個人包括旅行割引運賃 280(100%) 70 350
普通 ANAフレックス、ANAバリュー 280(100%) 70 350
ANAバリュー1、ANAスーパーバリュー28 210(75%) 52 262
ANAスーパーバリューセール 140(50%) 35 175
東京~福岡 567 プレミアム プレミアム運賃、プレミアムビジネスきっぷ 850(150%) 212 1,062
ANAバリュープレミアム3 708(125%) 177 885
プレミアム個人包括旅行割引運賃 567(100%) 141 708
普通 ANAフレックス、ANAバリュー 567(100%) 141 708
ANAバリュー1、ANAスーパーバリュー28 425(75%) 106 531
ANAスーパーバリューセール 283(50%) 70 353
東京~那覇 984 プレミアム プレミアム運賃、プレミアムビジネスきっぷ 1,476(150%) 369 1,845
ANAバリュープレミアム3 1,230(125%) 307 1,537
プレミアム個人包括旅行割引運賃 984(100%) 246 1,230
普通 ANAフレックス、ANAバリュー 984(100%) 246 1,230
ANAバリュー1、ANAスーパーバリュー28 738(75%) 184 922
ANAスーパーバリューセール 492(50%) 123 615

表 東京~ロサンゼルス間における予約別の獲得マイレージ数

搭乗区間 区間基本マイレージ 座席 予約クラス フライトマイル(積載率) ボーナスマイル(25%) 合計獲得マイル
東京~ロサンゼルス 5,458 ファーストクラス F, A 8,187(150%) 2,046 10,233
ビジネスクラス J 8,187(150%) 2,046 10,233
C, D, Z 6,822(125%) 1,705 8,527
P 3,820(70%) 955 4,775
プレミアムエコノミー G, E 5,458(100%) 1,364 6,822
N 3,820(70%) 955 4,775
エコノミー Y, B, M 5,458(100%) 1,364 6,822
U, H, Q 3,820(70%) 955 4,775
V, W, S, T 2,729(50%) 682 3,411
L, K 1,637(30%) 409 2,046

以上のように搭乗区間と予約クラスによって獲得マイル数は大きく異なることがわかります。

また、フライトボーナスに関しては注意が必要です。他社運航便でコードシェア便によるANA(NH)便名での航空券予約の場合、国内線はANA便名の場合のみ対象となります。一方で、国際線ではANA便名であっても他社運航便(スターアライアンスパートナーなど)は一切対象となりません。予約の際には注意をしましょう。

基本情報:旅行保険

ANA VISAワイドゴールドカードはANA利用に特化したカードということもあり、旅行保険の補償が充実しています。具体的にはカード会員に旅行損害保険としてサービスが提供されており、海外旅行、国内航空、国内旅行の3つに分かれて補償されるようになっています。最高補償額については以下の表に示す通りです。

表 旅行損害保険の最高補償額

海外旅行 5,000万円
国内航空 5,000万円
国内旅行 5,000万円

ここからわかる通り、海外旅行や国内旅行などフライトを利用する場合に新たに旅行保険に入る必要はありません。これ以上の詳しい補償内容や補償額についてはカード送付時に同封されている「ご利用の手引き」で確認可能となります。

基本情報:空港ラウンジ

ANA VISAワイドゴールドカード保有者は、羽田空港や関西国際空港をはじめとする国内の空港と、ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港で指定されたカードラウンジを利用することができます。フライトまでの待ち時間を混雑するゲートで待つことなくリラックスして過ごせるのは大きなメリットといえるのではないでしょうか。

カードラウンジはソフトドリンクや無料インターネットサービスが基本となっており、軽食やアルコール飲料のサービスはありません。しかし、中部国際空港など一部の空港ではアルコールサービスもあります。ぜひ一度利用してみてください。

ANA VISAワイドゴールドカードでは、世界中の空港でVIPラウンジが利用できるプライオリティ・パスは発行することができません。また、ANA VISAワイドゴールドカードを保有しているだけでは、ANAラウンジを利用することはできません。利用のためには、ANAの上級会員であるANAプレミアムメンバーの資格、ANA Million Miler ProgramのLounge Access Cardの保有、ANAカードプレミアムの保有、スターアライアンス・ゴールドメンバー、ANA SUITE LOUNGEの利用券、もしくはプレミアムクラス(国内線)・プレミアムエコノミー(国際線)以上の搭乗券が必要となります。あらかじめ注意しておきましょう。

カード利用で獲得できるVポイントとANAマイル

今回ご紹介しているANA VISAワイドゴールドカードを通常の買い物の支払いに充てることで獲得できるのは、ANAマイルではなくVポイントです。ここではANAマイルとVポイントの違いやそれらのポイントの交換方法、交換レートについて解説します。Vポイントは「ANAマイレージ移行可能ポイント」と「通常ポイント」の2種類があります。この2種類のVポイントをANAマイルに交換する方法をそれぞれ解説します。

【Vポイント:ANAマイレージ移行可能ポイント】ANAマイルへ交換

カードの利用によって獲得したVポイントは「ANAマイレージ移行可能ポイント」と呼ばれ、ANAマイルへと交換することが可能です。Vポイントの状態ではマイルではないため、特典航空券の購入やラウンジ利用の際の支払いに充てることは出来ません。そのためにはポイントをANAマイルへ交換する必要があります。

先述したとおり、ANA VISAワイドゴールドカードでは200円(税込み)の利用についてVポイントが1ポイント付与されます。このように獲得したVポイントはANAカード別に決められたレートにより、ANAマイルに交換することとなります。

以下に示す表がVポイントからANAマイルへと交換する際のレートとなっており、ANA VISAワイドゴールドカードは中央の列「2倍コース」に該当するカードです。

三井住友カード公式サイトより

獲得したVポイントのANAマイルへの交換方法は、応募方式と自動移行方式の2種類から選択可能です。応募方式の場合には交換ページから対象のコースを選択(今回は2倍コース)して交換可能です。公式によると申請から1週間でマイルへと交換されるとなっていますが、実際には3営業日程度で反映されることが多いようです。一方の自動移行方式は三井住友カードのMyページより登録・変更・解除の各種設定が可能となっています。いずれも1ポイントからマイルへと交換可能で、移行手数料は無料です。

【Vポイント:通常ポイント】ANAマイルへ交換

一方、カード利用以外で獲得したVポイントは「通常ポイント」と呼ばれ、自動的にANAマイルに交換されることはありません。通常ポイントは、キャンペーンの特典、楽天など他社からのポイント移行、ココイコ!でのご利用、マイペイスリボご利用特典などでのみ獲得できるものです。ANAマイルへと交換する場合、ANAマイレージ移行可能ポイントの場合とはレートなどルールが異なり、以下に示す表の通りとなります。

表 通常ポイントからANAマイルへの交換

対象カード ANA銀聯、ANAコーポレートカード以外のすべてANAカード
交換レート 5ポイント=3マイル
ポイント移行単位 5ポイント以上5ポイント単位
移行方式 応募方式のみ
移行手数料 無料

通常ポイントをANAマイルに交換する際には、必ず応募方式からのみとなり3日ほどでマイルへと交換されます。また、ANAカード会員のマイレージ交換レート特典の「3倍コース」「2倍コース」は適用されませんので注意が必要です。

【まとめ】VポイントとANAマイルの関係

ポイント 獲得方法 交換方法 交換レート
Vポイント ANAマイレージ移行可能ポイント 街中やインターネットでのお支払い 応募方式、
自動移行方式
1,000円

=5ポイント

=10マイル

通常ポイント キャンペーン特典、他社からのポイント移行など 応募方式 5ポイント

=3マイル

ANAマイル ANA便利用など

ANA VISAワイドゴールドカードの還元率をアップさせる利用方法とは?

ANA VISAワイドゴールドカードの還元率をさらにアップさせるお得な使用方法があります。ここではANA VISAワイドゴールドカードの還元率をアップさせる方法について解説します。

ポイントUPモールを活用

三井住友カードがサービスを提供しているポイントアップサービスが「ポイントUPモール」です。ポイントUPモールは三井住友カードのゴールドカード、プラチナカードを保有している方限定で利用できるサービスで、優遇対象ショップを利用することでVポイントが通常の2倍から最大でなんと20倍獲得できるサイトとなっています。

対象となっているショップはRakuten、DHC、ユニクロ、エクスペディアなど大手企業が数多く含まれており、なんと400点を超えるショップが対象となっています。

ANA VISAワイドゴールドカードはポイントUPモールを利用できるクレジットカードのため、日ごろから利用することで還元率を大幅にアップさせることができるでしょう。

ココイコ!を活用

ココイコ!はポイントUPモールのように対象のショップで支払いを行うことでポイント獲得やキャッシュバック特典を受けることができるサービスです。ココイコ!を利用する場合には事前にエントリーを済ませておく必要があり、エントリーが完了している場合にのみポイントを獲得できます。

ココイコ!では、Takashimaya、ユニバーサルスタジオジャパン、びっくりドンキーなど数多くのショップと提携を結んでいます。そして、それぞれのショップで1%や1.5%など、決まった還元率が加算されてポイント獲得やキャッシュバック特典を受けることができます。

ココイコ!を有効活用して還元率をアップさせることでより効率よくマイルを貯めることができるでしょう。

ANAカードの限定特典の利用もおすすめ

ANA VISAワイドゴールドカードではANAカード限定の特典を受けることができます。ここではANAカード限定の特典をいくつかご紹介します。

特典1:国際線ビジネスクラス専用チェックインカウンター

ANA VISAワイドゴールドカードのカード会員はANA国際線エコノミークラスを利用の際であっても、ビジネスクラス専用カウンターを利用してチェックイン可能となります。成田空港や羽田空港などのチェックインカウンターは時間帯によってはANA便の出発が連続し、混雑する場合があります。そんな場合であっても人が少ないビジネスクラス専用カウンターを利用できることは大きなメリットです。

ビジネスクラス専用カウンターにてカードを提示することで、カード会員本人のみチェックイン可能となります。カードを保有していない同行者、さらに他社運航によるコードシェア便ではビジネスクラス専用カウンターは利用できません。あらかじめ注意しておきましょう。

特典2:空港内免税店での割引

ANA VISAワイドゴールドカードを保有している場合、空港内にある免税店で割引を受けることができます。出国時の制限エリア内の免税店で対象となる店舗で買い物をすることで、なんと10%引きとなります。以前は関西国際空港の出国制限エリア内と到着エリアにもありましたが、閉店となり対象店舗はなくなりました。現在対象となる免税店は以下の表のとおりです。

表 空港内免税店の割引対象店舗

成田空港 第1ターミナル南ウイングANA DUTY FREE SHOP、ANA DUTY FREE SHOP MEN
第1ターミナル 南ウイング 第4サテライト ANA DUTY & TAX FREE SHOP
羽田空港 第3ターミナル 南側 TIAT DUTY FREE SHOP SOUTH COSMETIC
第3ターミナル 南側 TIAT DUTY FREE SHOP SOUTH LIQUOR & FOOD
第2ターミナル 国際線出国エリア TIAT DUTY FREE SOUVENIR
那覇空港 国際線旅客ターミナル SHISEIDO 那覇空港店

特典3:国内線・国際線の機内販売割引

国内線・国際線の機内販売において、ANA VISAワイドゴールドカードを利用して決済することで10%割引特典が適用されます

割引適用は1,000円(税込み)以上の商品に適用され、国際線では1便につき20万円まで、国内線では1便につき8万5,000円までの利用が可能です。また、他社運航便のコードシェア便では割引適用となりませんのであらかじめ注意が必要です。

特典4:空港内店舗「ANA FESTA」で5%割引

全国の主要空港にある「ANA FESTA」でのお買い物の際にANA VISAワイドゴールドカードを使って支払いをすることで、なんと5%の割引となります。こちらは1,000円(税込み)以上のお支払いで対象となり、ANA FESTAに併設されているスターバックスコーヒーの商品は割引対象外となります。

まとめ

今回は三井住友カードからANA利用に特化したクレジットカードとして発行されている「ANA VISAワイドゴールドカード」のカードの基本情報、獲得できるVポイントとANAマイルの違い、ANAマイルへの交換方法などについて詳しく解説してきました。ANA VISAワイドゴールドカードは有効活用することで年会費以上の価値を見出すことは十分に可能であり、旅行や出張が快適になること間違いありません。もしも気になるという方がいれば、入会キャンペーンに関して詳しく触れた記事もご覧になったうえで、カードの作成を検討してみてください!お得にマイルを獲得し、ANAで快適な旅行や出張を体験してみてはどうでしょうか。

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