非上場株式の問題に注力
M&A・事業承継をお考えの経営者の皆様へ
誰が株主かを先に確定し、任意の買取り、譲渡の承認の手続、強制的な取得等の順序を定め、交渉や裁判により争いの残らない株主構成を目指します。
元日本最大の法律事務所出身
弁護士法人M&A総合法律事務所
代表弁護士土屋 勝裕

まずは、お電話又はご相談のお申込みのページからご連絡ください
株主に通知を出す前に、手段と順序を確かめてください。譲渡の承認の請求には回答の期限があります。書面が届いた時点でご連絡ください。
そのお悩みは、弁護士法人M&A総合法律事務所にご相談ください
非上場株式の問題を解決する手段は1つではありません。株主の確定、株式の集約又は処分、価格の決定の3つの局面に分けて、事情に応じて組み合わせます。

採り得る手段を、一覧にしてご覧いただきます
01任意の買取りの協議
合意した価格で株式を買い取ります。
株主と個別に協議して合意による解決を図るため、後日の紛争が生じにくい方法です。
留意点会社が買い取る場合は、株主総会の決議を要し、分配可能額の範囲内であることが必要です(会社法第156条、第160条、第461条)。
02譲渡の承認の請求への対応
承認の可否と買取りの要否を判断します。
会社が株式の譲渡の承認を求められた場合に、承認するか、承認せずに会社又は会社が指定する者が買い取るかを選択します(会社法第140条)。
留意点期限までに通知をしない場合、承認をしたものとみなされることがあります(会社法第145条)。
03株式の強制的な取得
金銭を対価として少数株主の株式を取得します。
特別支配株主の株式等売渡請求(会社法第179条)又は株式の併合(会社法第180条)によります。
留意点対価の相当性や手続の適法性をめぐり、価格の決定の申立て等の紛争が生じることがあります。
04相続人に対する売渡しの請求
相続人に会社への売渡しを請求します。
定款に定めがある場合、相続により株式を取得した者に対して請求します(会社法第174条)。
留意点請求は、会社が相続があったことを知った日から1年以内に行う必要があります(会社法第176条第1項)。経営者側の株主に相続が生じた場合も対象となり得るため、定めの導入は慎重に検討します。
05名義株主の整理
真の株主を確定します。
株主名簿上の株主と実際の出資者とが異なる場合に、出資の経緯を示す資料をもとに、合意又は株主であることの確認の訴えにより確定します。
留意点資料が乏しい場合は、関係者の合意書を作成して帰属を確定するのが現実的なことがあります。
06株主間契約による議決権の調整
株主間契約で経営権を安定させます。
株主の間で議決権の行使、株式の譲渡の制限及び売却の条件を取り決めます。
留意点株主間契約は契約の当事者のみを拘束するため、定款の定めとの整合を図る必要があります。
07価格の決定の手続への対応
裁判所が価格を決定する手続に対応します。
譲渡の承認の手続、反対株主の株式買取請求等で価格の協議が調わない場合の手続です(会社法第144条等)。
留意点裁判所は事案に応じて評価の方法を選択するため、どの方法が採られるかにより価格が大きく異なることがあります。
いずれの手段も、株主の確定を先に行うことが大切です。誰が株主であるかが定まらないまま手続を進めると、手続の効力そのものが争われます。
相談しないまま進めると
当事務所にご相談いただくと
当事務所が選ばれる理由をご説明します
M&A、事業承継及び株主間の紛争を中心に取り扱い、この分野のご相談に継続して対応しています。
代表弁護士は、長島・大野・常松法律事務所を経て、当事務所を開設しました。
慶應義塾大学ビジネス・スクールとペンシルバニア大学ウォートン・スクールで、株式価値評価理論及び交渉理論を専攻しました。
2024年(令和6年)10月、株式買取請求権で最高裁判所の逆転判決を得ました。
『非上場会社における少数株主対策の手法と実務』(日本法令、共著)及び『中堅・中小企業のためのM&Aトラブル事例と実務対策』(清文社)を執筆しました。
お電話は8:00〜21:00(土日祝含む)、お問い合わせのページは24時間受け付けています。
代表弁護士 土屋勝裕弁護士法人M&A総合法律事務所/東京弁護士会
ご相談から解決までの流れを、段階に分けてお示しします
弁護士費用は、弁護士費用一覧のページをご覧ください。初回のご相談で、見込みを具体的にお伝えします。
総株主の議決権の10分の9以上を保有する株主は、特別支配株主の株式等売渡請求により、他の株主の株式を取得できます(会社法第179条)。これに満たない場合も、株主総会の特別決議による株式の併合等の方法があります。いずれも対価の相当性が争われることを前提とします。
直ちにできなくなるものではありません。もっとも、買主は全株式の帰属が確定していることを求めるのが通例のため、名義株主から真の株主への帰属を確定する作業が必要となります。出資の経緯を示す資料をもとに、合意書の作成等により整理します。
請求者が買取りを求めている場合に承認をしない旨を決定したときは、会社又は会社が指定する者が株式を買い取る必要があります(会社法第140条)。価格は協議により定め、協議が調わない場合は、裁判所が価格を決定する手続があります(会社法第144条)。
当事者の合意により定めるのが原則です。合意ができず裁判所が価格を決定する場合は、純資産を基礎とする方法、収益を基礎とする方法、配当を基礎とする方法等の中から、事案に応じた方法又はその組み合わせが用いられます。税法上の評価額と一致するとは限りません。
まず、株式が既に譲渡されているのか、譲渡の承認を求められているのかを確かめます。譲渡の承認の請求を受けた場合は回答の期限があるため、届いた書面をお持ちのうえ、速やかにご相談ください。
定款に相続人に対する売渡しの請求の定めがある場合は、会社が相続があったことを知った日から1年以内に限り、会社に売り渡すよう請求できます(会社法第174条、第176条第1項)。そのほかは、任意の買取りの協議等により、株主の構成を踏まえて順序を定めて整理します。
会社に買取りを一般的に義務付ける制度はありません。会社との協議により売却するのが基本となり、どのような進め方が適するかは、定款の定めと会社の状況により異なります。当事務所は、株式を手放したい株主の側からのご相談もお受けしています。
本ページの記載は、一般的な法制度と当事務所の取扱いの説明であり、個別の事案について一定の結果を保証するものではありません。見通し、要する期間、金額その他の帰結は、事案ごとの事実関係と資料によって異なります。